長らく身も心も大神世界に飛んでいましたが、昨日何とか無事戻ってきました。
一周目クリアしましたー。
感想を簡潔に言うならば。
――面白かった! すっげえ面白かった!!
純粋に素直に面白かったです。エンディングまで飽きることなく突っ走れました。
日本昔話のような神話のようなよく創りこまれた世界観も
ゲームと言う媒体では初めて見る水墨画のような綺麗なグラフィックも
アマテラスをはじめとする愛嬌のある個性的で憎めないキャラクター達も
ゲームの世界にぴったりとマッチした息を呑むほどに素晴らしい音楽も
筆しらべと言う斬新なシステムも
何かもう、どれをとっても素晴らしいの一言に尽きます。
神がかってすらいる。
ストーリーも、王道だけど凄く素敵でした。
とにかくほのぼの優しくてあったかい。
涙流して号泣して感動! っていうのではなくて、イッスンの心が嬉しくてみんなの想いが嬉しくてたくさんの幸せで胸がいっぱいになって心がほっこり温かくなってにっこり笑って満開の笑顔で感動! でした。
ありがとう。
最後は私も幸玉をたくさんもらった感じ。
幸せで心がいっぱいです。あったかい。
ありがとう。
こんなに素敵なゲームに出逢えてよかった。
ありがとう。ありがとう。
私、日本人でよかった。
後半は怒涛の展開であれよあれよという間にストーリーが進んでしまって、寄り道する間もなくあっという間にもう引き返せないところまで辿りついてしまったので、アイテムとかサブイベントとか、かなり取りこぼしたままのクリアになってしまいました。
先が気になって続きが知りたくてちょっと生き急いでしまった感があるので、二周目以降はイッスンと一緒にもっとゆっくりのんびり世界を回っていこうと思います。
というわけで二周目行ってきまーす。
と思ったけど、もう少し細かく感想を書くならば。
まず真っ先に目につくのはあの独特のグラフィックでしょう。リアルさを追求してCGを駆使した最近のゲームとは真逆を行く、絵本の中のような水墨画風のグラフィックは、本当に美しい。
そもそも主人公が走ってるだけで綺麗ってどうなの。草花を育み命を振り撒きながら草原を疾駆するアマテラスの姿は本当に綺麗で、泣けてくる程に綺麗で、それが見たくて意味もなく全力疾走したりしてました。
不浄の大地を甦らせる大神降ろしは圧巻。録画してとっておきたいなんて思ったゲームはこれが初めてです。
そして、私がこのゲームを始めるきっかけになった音楽はやはり文句なしに素晴らしい。
時に優しく時に激しく時には不気味にゲームを彩る音楽たちは、耳に優しいのにしっかりとした存在感があって、どれもこれも秀逸。
ちなみにゲームを知る前に私が某所で聞いた曲のうちの一つはラスボス戦でかかる「太陽は昇る」という曲でした。
何にも知らずに先入観もなく聞いただけでもものすげえと思ったのですが、ゲーム中で聞くとほんと鳥肌ものだね! もう何コレ! 何この盛り上がり! この状況でこの曲、負ける気がしない! 負けるわけがない!(しかしあまりの曲の素晴らしさにうっかり聞き惚れてしまってうっかり死にかけた阿呆がここに一人)
未だかつてこんなにも幸せな気持ちで挑んだラスボスはいなかった。
クリア後にサントラ聞いたら知らずに涙が溢れてきました。ただただ素晴らしい。
そして!
何と言ってもアマテラス! 最初から最後までとにかく可愛いアマテラス!
もうほんと、始終可愛らしかったです。
もう何だろうねこの毛むくじゃらはぁ!(>▽<) ←まさにこういう顔になってしまう
止まってても可愛い、走っても可愛い、飛び跳ねても可愛い、壁にくっついても可愛い、穴掘っても可愛い、何か咥えても可愛い、ワンワン吠えても可愛い、フィールドで放置した時の「くーん」という泣き声が可愛い、そのまま丸まって寝てしまうのも可愛い、とぼけた顔が可愛い、びっくりした顔が可愛い、小首をかしげる様が可愛い、存在そのものが可愛い。
何もかもが可愛い。いちいち可愛い。ひたすらに可愛い。愛してる!!
(でもアクションはド下手な私はしょっちゅうトラップにひっかかり、妖気の沼に落ち、うっかりタタリ場に触れ……アマテラスの悲痛な泣き声を聞くたびに申し訳なさで死にたくなった。ごめん、私へたくそでごめんよぉ……)
こんなにとぼけてて可愛いのに神様っていうのがまた素敵。
神様なのに犬っコロ扱いされて犬畜生呼ばわりされて、でもそんなんお構いなしにむしろ自ら進んで犬として狼として人と接し、だけど行く先々で人々の願いを叶えて世界を潤してゆく。
押し付けがましくない自然な優しさがあったかい。
これが神の姿なのだろうと。
こんなに優しい神様は初めてです。
と、まあ絶賛の嵐ですが。
要はメロメロです。
アマテラスの愛くるしさに、大神と言うゲームにメロメロです。
うっかり知らずに人生を終えるところだった。
偶然に感謝。出逢えてよかった!
愛してる。
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